淀川流域を対象とした実時間流出予測システム技術情報

2010年6月27日最終更新 by 立川

計算サーバーとデータベースサーバー兼ウェブサーバーの2台で構成されます。また、公開用とテスト用の3つのシステムを運用しています。テスト用システムでは、カルマンフィルターによる同化を導入したシステムと水位計算を導入した粒子フィルターを導入した予測システムの2つを開発中です。同化を導入しないシステム（水文モデル自身の性能を検証するシステム）と同化を導入したシステムの両方を同時に実行して、水理・水文モデルの予測精度向上と同化システムの効果の検証を実時間で行う予定です。河川流量だけでなく、河川水位を予測するシステムを別途、開発中です。

計算サーバー

毎時6時間先まで予測計算を実施し、予測計算結果をデータベースサーバーに転送する。

データベースサーバー兼ウェブサーバー

予測計算結果を postgresql で管理し、php を用いて apache からデータを呼び出してウェブ表示する。

OSは順次、SentOSに変更していく予定です。