基本型部分系モデルを表すクラスです。抽象クラスです。 このクラスは
OhElement を 継承しています。
OhSubSystem is a class to express a subsystem which contains a number of elements. It extends
OhElement class.
この型のすべてのメンバの一覧については、 OhSubSystem メンバ を参照してください。
System.Object OhymosNet.OhObject OhymosNet.OhElement OhymosNet.OhSubSystem OhymosNet.OhScfSubSystem OhymosNet.OhTotalSystem
public abstract class OhSubSystem
: OhElement 解説 部分系モデルは、要素・部分系など、 複数のインスタンス(以下、構成要素、構成オブジェクト; component) により 構成されるモデルです。 本システムでは、部分系モデルは原則として数理計算を行わず、 こうしたデータを直接処理する作業は内部の要素により行うものとしました。 従って、部分系モデルの計算作業は構成要素に順次計算命令を送ることになります。
ところで、部分系モデルは、送信用中継端子・受信用中継端子を所有しますが、 これらの中継端子を登録・接続する手続きは、要素モデルの受信端子・送信端子の場合と 同一の手続きとして定義できます。
そこで、本システムでは部分系モデルを新たに作成するのではなく、 要素モデルを継承して作成することとしました。 部分系モデルでは、受信用中継端子・送信用中継端子を
OhElement._receivePortArray ,
OhElement._sendPortArray に記憶しています。 また、端子の登録に関わる
OhElement のメソッドを 構成要素の登録作業にも用い、端子の登録と全く同一の手続きで構成要素の登録を行い、 部分系モデル作成者の利便性を高めています。
部分系モデルでは、上記のように登録した各構成要素・中継端子間の接続を 定義しなければなりません。 しかし、基本型部分系モデルに接続のためのメソッドが既に定義されているので、 基本型部分系モデルを継承して作成した部分系モデルでは、 接続作業は基本型部分系モデルのメソッドに引数を与えるのみの作業に単純化されています。
また、要素・部分系どうしが直接通信を用いて反復計算を行うためには、 それらを所有する部分系がそれらを管理する必要があります。
そこで、部分系モデルでは反復計算のためのメソッドも定義してあります。
必要条件 名前空間: OhymosNet
アセンブリ: OhymosNet (OhymosNet.dll 内)
参照 OhSubSystem メンバ | OhymosNet 名前空間