この型のすべてのメンバの一覧については、 OhTotalSystem メンバを参照してください。
System.Object
OhymosNet.OhObject
OhymosNet.OhElement
OhymosNet.OhSubSystem
OhymosNet.OhTotalSystem
OhymosNet.OhScfTotalSystem
全体系モデルは、ファイル入出力、データベース入出力、キーボード入力、CRT 出力など、 種々雑多なデータの入出力に対応します。 全体系モデルは、こうした雑多なデータを系の内部に取り込む時は、全て OhDataPack 型のデータに変換し、 シミュレーション結果をシミュレーション実行者に提供する時は、 OhDataPack 型で蓄積されているデータを シミュレーション実行者の望むデータ形式に変換します。 ここで、データの変換に関する具体的処理は、新たに作成した入力端子、出力端子で行い、 全体系モデルでは、入力端子・出力端子を一定の手続きで操作するものとしました。
また、OhDataPack 型に変換される入力データの他に、 全体系モデルは、全体系内部に含まれる全要素のパラメータ・状態量の初期値を シミュレーション実行者が用意するデータファイルから読み取る機能を備えています。 また、シミュレーション実行者との対話により、 シミュレーション目標時刻を決定する機能も備えています。 全体系モデルは、要素・部分系により構成され、原則として数理計算を行わず、 部分系モデルと同様の構造を備えています。 そこで本システムでは、部分系モデルを継承して全体系モデルを作成しました。 しかし、部分系モデルが系に対するインプットデータを部分系外部から受信して得るのに対し、 全体系は、入力端子を用いてインプットデータを自ら生成し、構成要素に送信します。 また、構成要素が生成し、系から外部にアウトプットするデータを、 部分系モデルは単に外部に送信するだけですが、 全体系モデルは出力端子を用いて、例えば、出力ファイルに記録するといった処理を行います。名前空間: OhymosNet
アセンブリ: OhymosNet (OhymosNet.dll 内)
OhTotalSystem メンバ | OhymosNet 名前空間