田中智大TANAKA Tomohiro
京都大学大学院地球環境学堂/資源循環学廊/助教
研究分野:土木工学・水文学
京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻 修士課程修了、博士課程修了。2016年4月より日本学術振興会特別研究員DC2、同年10月より同振興会特別研究員PDを経て2017年3月より現職。研究テーマは豪雨時の氾濫現象の数値解析とその被災リスクの定量化をはじめ、最近では気候変動による日本全国の洪水リスクへの影響評価や経済モデルによる気候変動適応策の評価にも取り組む。 2019年 水文・水資源学会論文賞、2020年 土木学会論文賞、水工学論文奨励賞 他受賞。
詳細は京都大学 教育研究活動データベース参照.
研究内容
- 気候変動影響評価・都市計画を含む適応研究image2022年03月24日 更新
気候変動影響評価・都市計画を含む適応研究
国土交通省が推進する流域治水プロジェクトに代表されるように、洪水リスクマネジメントはダムや堤防等の構造的に対策だけでなく都市計画をはじめとしたまちづくりと一体となった総合的な計画が求められます。... - 洪水氾濫解析・水災害リスク評価image2022年03月24日 更新
洪水氾濫解析・水災害リスク評価
アジアモンスーンに位置する日本は洪水大国であり、洪水と戦ってきた歴史を持ちます。ただし、その戦い方は近代以前と以後で大きく異なり、洪水を「いなす」戦いからダム・河川堤防等によって「制御する」戦い... - ダムによる洪水防御image2022年03月24日 更新
ダムによる洪水防御
ダムは、洪水制御の最も基本的で大きな役割を果たします。本テーマでは、気候変動による洪水外力の増大に対して現在のダムがどの程度耐えられるのか、また、現在人工知能や量子コンピュータの活用など様々なア... - 降雨流出解析image2022年03月24日 更新
降雨流出解析
日本の国土の約7割は山地であり、台風や前線等によってもたらされた大量の雨水は広大な山地の斜面を流れ下って河川へと流出します。その過程では、雨水の一部が樹木の葉や幹によって遮断され、残りが土壌に浸透...